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●2015年は「未年」ですが、その次は・・・
「来年の干支は何だっけ?子・丑・寅・卯・・・なぜこんな順番なの?」と不思議に思った人はいませんか。 「猫」はとても身近な動物なのになぜ十二支の中にいないのでしょうか。 ご存知の方も多いと思いますが、その経緯が十二支の神話で語られているのでご紹介します。
むかし、神様が年の守り神を決めることになり、動物たちに「元旦に私のところへ新年の挨拶に来た順に12の動物を守り神にする」というおふれを出しました。
ネコだけは集まる日を忘れ、ネズミに聞くことにしました。
そのときネズミはネコに集まる日を1日遅く教えました。
牛は「自分は歩くのが遅いから今日のうちに出発しよう」といって歩き始め、年末に誰よりも早く出発しました。
すると、ネズミは牛の背中にちゃっかり飛び乗りました。
神様のいる神殿に1番にたどり着いた牛ですが、神殿の前で元旦が来るのを待つことにしました。それを見たネズミは、さっと背中から飛び降りそのまま神様の所へかけ込んだので、干支で1番になり、牛が2番になりました。
ネコは正月の2日になってから来たため、干支の仲間に入れませんでした。それ以来、ネコはネズミを怨み、その日からネズミを追いかけるようになったのだそうです。
神話の中では他にも、犬と猿は仲が悪いので間に鶏が割り込ませたり、馬は食いしん坊で道草ばかりなど、どの動物たちもそれぞれに特徴をつかんだ個性的な性格持って語られています。
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